アメリカ史を知るおすすめ本ランキング – 植民地時代から現代までの歴史をチェック!

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アメリカ史・歴史書の選び方

米國が1776年に独立宣言をしをしてからはまだ他国と比べて若いアメリカが世界人種のるつぼとなり、世界第一の国になったのはおどろかざるを得ません。 また国の本当の姿を知るにはその歴史を学ばなければなりませんが、現在のアメリカはどのような発展を遂げてきたのでしょうか。今回は、教科書のように読めるものや、趣味教養として使える分かりやすいアメリカ史、アメリカ歴史の書籍を紹介します。
 

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【NEW】アメリカの歴史を知るための65章【第4版】

富田虎男 (著), 鵜月裕典 (著), 佐藤円 (著)
出版社 ‏ : ‎ 明石書店、出典;出版社HP

 

先住民時代から現代までのアメリカの歴史を、わかりやすく65章に分けて流れを追って解説をしている本です。参考文献も豊富に掲載されており、アメリカの歴史をしっかり学びたい人にピッタリの本です。ただ歴史をつらつらと論じているのではなく、アメリカの地理などの周辺知識や、周辺国の解説なども行われています。1章につき1つのテーマを扱っているので、知りたい時代を絞って学ぶ、という学び方もありだと思います。

アメリカ史 (世界各国史)

世界から見たアメリカという視点やアメリカ国内の各地域から見た視点など様々な視点からのアメリカの歴史を学ぶことができる本です。アメリカの歴史が網羅的に記載されているため、アメリカ史をまずは一通り知りたいという方に非常におすすめの一冊です。

紀平 英作 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 山川出版社、出典;出版社HP

 

憲法で読むアメリカ史(全) (学芸文庫) 文庫

本書は、アメリカの歴史を「憲法」という糸口からひもといた歴史読み物です。独立戦争から現代へ至るまでの歩みが、ストーリ仕立てに柔らかい表現を用いて書かれており、最後まで楽しみながらアメリカ史を学ぶことができます。第6回読売・吉野作造賞を受賞した快著であり必読です。

阿川尚之 (著)
出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房、出典;出版社HP

 

よくわかるアメリカの歴史 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)

大航海時代の「新世界」の頃から現代までアメリカの歴史をこれ一冊で学ぶことができます。各項目には地図や図版、写真が多く記載されており、説明も丁寧にされているためアメリカ史学習の入門テキストとしておすすめの一冊です。

梅﨑 透 (編集), 坂下史子 (編集), 宮田伊知郎 (編集)
出版社 ‏ : ‎ ミネルヴァ書房、出典;出版社HP

 

「人の移動」のアメリカ史- 移動規制から読み解く国家基盤の形成と変容

本書は、建国期から現在に至るまでのアメリカの歴史を「人の移動の規制」のあり方の変遷から読み解いた本です。当時のデータから最新のデータまで多くのデータを参照しながら、わかりやすくアメリカの動向が伝えられており、他にはない新しいアメリカ論が展開されています。

加藤 洋子 (著)
出版社 ‏ : ‎ 彩流社、出典;出版社HP

 

キリスト教でたどるアメリカ史 (角川ソフィア文庫) 文庫

本書は、アメリカ大陸の「発見」から現代に至るまでの宗教大国であるアメリカの歩みを「キリスト教」に焦点をおいて解説した本です。アメリカにおけるキリスト教各宗派の発生や歴史的背景について深く理解することができるため、各宗派の違いを明確にしたい方にもおすすめの一冊です。

森本 あんり (著)
出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA、出典;出版社HP

 

よくわかるアメリカ文化史 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ) 単行本

アメリカ文化史を日本独自の視点からわかりやすく解説した一冊です。ハイカルチャーだけではなくポピュラーカルチャーにも着目している所が特徴です。時代の流れに合わせて6部22章構成となっており、それぞれの部にはイントロとして学びの緒が掲載されていますので詳しくない方でも安心して読み進めることができます。

巽 孝之 (編集), 宇沢 美子 (編集)
出版社 ‏ : ‎ ミネルヴァ書房、出典;出版社HP

 

物語アメリカの歴史―超大国の行方 (中公新書) 新書

世界で初めて民主主義の理念を政治に実現させた国「アメリカ」の歴史を日本との関係を交えながら描いた本です。建国から200年余りの歴史の中の光と影が人種問題や戦争を中心に分かりやすく書かれています。アメリカの歴史が生き生きと描かれており、楽しみながらアメリカ史を学びびたい方におすすめの一冊です。

猿谷 要 (著)
出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社、出典;出版社HP

 

アメリカの歴史―テーマで読む多文化社会の夢と現実 (有斐閣アルマ)

広大な国「アメリカ」の歴史を人種・民族集団、ジェンダーなどさまざまな角度から多角的に読み解いた本です。建国期から現代までテーマ別になっており、興味のある分野から学習することができます。写真や地図などを用いて印象的に構成されており、アメリカ史の入門書としておすすめの一冊です。

有賀 夏紀 (編集), 油井 大三郎 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 有斐閣、出典;出版社HP

 

大統領でたどるアメリカの歴史 (岩波ジュニア新書) 新書

「建国の父」初代ワシントンから初の黒人大統領であるオバマまでアメリカ大統領を網羅的に解説した本です。それぞれの大統領が何を成し遂げ、どのように国を導いていったのかが順を追って紹介されておりアメリカの歴史を理解することができます。丁寧な説明でわかりやすく解説されているため初学者の方にもおすすめです。

明石 和康 (著)
出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 、出典;出版社HP

 

学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史〈上〉

ボストン大学名誉教授によって書かれた「差別と貧困の国」としてのアメリカの姿があらわされた本です。黒人や下層階級、女性などの社会的マイノリティーに焦点を当てアメリカの歴史の裏側を紐解いています。わかりやすい表現で簡潔にまとめられており、どの年代の方でも興味深く読み進めることができます。

ハワード ジン (著), レベッカ ステフォフ (著), Howard Zinn (原著), Rebecca Stefoff (原著), 鳥見 真生 (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ あすなろ書房、出典;出版社HP

 

アメリカ黒人の歴史 – 奴隷貿易からオバマ大統領まで (中公新書)

アメリカ社会において、長年にわたり差別にさらされ続けた黒人の現在までの社会的上昇の歩みを描いた本です。南北戦争や公民権運動など彼らが苦境の中でどのような努力をしてきたのか理解することができます。いまだに問題の残る人種差別問題であり、アメリカを知るためには必読の一冊です。

上杉 忍 (著)
出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社、出典;出版社HP

 

大学で学ぶアメリカ史

本書は先住民の時代から現代に至るまでのアメリカ合衆国の歴史をたどる概説書です。題名にもあるようにアメリカ史を学びたい大学生に向けた本となっています。わかりやすく丁寧な解説でしっかりとアメリカ史の基礎知識を身につけることができます。

和田 光弘 (著)
出版社 ‏ : ‎ ミネルヴァ書房、出典;出版社HP

 

若い読者のためのアメリカ史 (Yale University Press Little Histories)

アメリカ大陸が発見されてから現代に至るまでのアメリカの歴史をそれぞれの時代を生きた「人の目線」で躍動感を持って描いた本です。アメリカ史の流れを理解するのはもちろんのこと、本書でしか知ることのできないアメリカ市民の視点も描かれているため物語として面白く読み進めたい方にもおすすめの一冊です。

ジョン・サザーランド (著), 河合 祥一郎 (翻訳)
出版社、出典;出版社HP

 

一冊でわかるアメリカ史 (世界と日本がわかる 国ぐにの歴史)

アメリカの通史の流れをざっくり掴むのにオススメの本です。図やイラストを用いながらアメリカの歴史をざっと見することができる一冊です。コラム「そのころ、日本では?」で時代の辻馬を合わせることもできます。参考文献一覧など、これから掘り下げていくときに読むといい本の情報を知ることができるのも、大きなメリットになる本です。

関眞興 (著)
出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社、出典;出版社HP

 

アメリカ史 上 (YAMAKAWA SELECTION)

本書は、『新版世界各国史24 アメリカ史』のハンディ版の上巻です。アメリカ史における重要な出来事がそれぞれの時代ごとに簡潔に説明されています。オバマ政権やトランプ政権など最新の政権情報も記載されており、アメリカ史の一連の流れを網羅的に理解したい方におすすめの一冊となっています。

紀平英作 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 山川出版社、出典;出版社HP

 

植民地から建国へ 19世紀初頭まで (岩波新書)

アメリカの歴史の強い光の部分、そして深い影の部分を最新の研究成果に基づき叙述した本です。全部で4巻構成となっており、本書は第1巻として先住民の時代から19世紀初頭までのアメリカ史が描かれています。4巻通して読み切ることでより深くアメリカ史を学ぶことができます。

和田 光弘 (著)
出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 、出典;出版社HP

 

14歳から考えたい アメリカの奴隷制度 (A Very Short Introduction)

17世紀から19世紀半ばまで続いたアメリカの奴隷制度について具体的なエピソードを多く用いながら描かれた本です。ヨーロッパによる奴隷貿易、アメリカの奴隷制度の始まり、廃止、そして廃止から160年が経った現代でも残る社会の分断まで、奴隷制度の一通りの流れを理解することができます。

ヘザー・アンドレア・ウィリアムズ (著), 月沢 李歌子 (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ すばる舎、出典;出版社HP

 

列伝アメリカ史

ポカホンタスからトランプという先住民の時代から現代に至るまで、それぞれの時代に影響を与えた15人の人々の物語を描いた本です。各々の人物の物語が生き生きと描かれており、現在のアメリカがどのようにして形づかれていったのかを理解することができます。「アメリカ」という国の本質を知りたい方におすすめです。

松尾弌之 (著)
出版社 ‏ : ‎ 大修館書店、出典;出版社HP

 

「移民の国アメリカ」の境界-歴史のなかのシティズンシップ・人種・ナショナリズム

移民史研究視点からのアメリカ史を見た本です。非合法移民が問題視されるようになった過程を論じながら、アメリカという「移民の国」はどのようにして作られていき、理解を得られるようになったのかを歴史的に見ていきます。様々な国からの移民が全く異なる経験と法的・歴史的背景があることについて、詳しく解説しています。

メイ・M・ナイ (著), 小田 悠生 (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ 白水社、出典;出版社HP

 

場所からたどるアメリカと奴隷制の歴史 米国史の真実をめぐるダークツーリズム

黒人文化とBLMについて詳しく知ることができる、黒人文化の切り口から見るアメリカ史の本です。アメリカの奴隷制度にゆか流の深い場所をめぐりながら、黒人が置かれてきた境遇について解説をしています。2021年の様々な年間ベストにも選出されたノンフィクション本です。

クリント・スミス (著), 風早 さとみ (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ 原書房 出典;出版社HP

 

 

アメリカ黒人の歴史 新版 (岩波新書)

上杉 忍 (著)
出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社、出典;出版社HP

 

アメリカの歴史と文化 (放送大学教材)

遠藤 泰生 (著)
出版社 ‏ : ‎ 放送大学教育振興会、出典;出版社HP

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