商品装飾展示技能検定生活・販売接客・サービス資格・検定

商品装飾展示技能検定は、ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)の観点から売り場づくりを担う人のための資格です。

本検定は、難易度別に1〜3級に分かれていますが、今回は級ごとの特徴を詳しく見ていきたいと思います。

 

商品装飾展示技能検定3級の概要

商品装飾展示技術検定は1〜3級に分かれていますが、一番易しいのが3級です。また、2級以上には実務経験の受験資格が設けられていますが、3級に合格している場合は実務経験年数が緩和されるので、2級以上の取得を急いでいる方も3級の取得がおすすめです。

学科試験の内容に関しては、どの級でも試験範囲は同じとなっています。そのため、上級の取得を目指している場合でも、3級で勉強した内容をそのまま生かすことができます。しっかりと学習しておくと良いでしょう。試験形式は、○×式となっています。

3級の実技試験は、「商品特性に基づくさまざまなプレゼンテーション手法(フォーミング・ピニング・テグスワーク・ハンギング等)に関する基礎的な技能・知識を対象とし、2級に含まれている商品プレゼンテーションのデザインなどは含まれていないレベル」と定義されています。形態としては、提示されるテーマに沿って1時間程度でプレゼンテーションを行います。令和3年度の試験概要は、「『スポーツ』をテーマに、仕様及び完成図に従い、ゴルフ売り場の壁面PPを想定した商品プレゼンテーションを行う。」となっています。

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出典:出版社HP

商品装飾展示技能検定2級の概要

まず、2級には受験資格が設けられていることに注意してください。2級の受験資格は、実務経験2年以上、または3級合格者となっています(学歴により実務経験が緩和される場合があります)。2級の取得を急いでいる場合、先に3級の資格を取ることをおすすめします。試験日が都道府県によって異なる場合は、同時に受験申請を行うこともできるため、実務経験を積むより早く取得することができます。

学科試験の試験範囲に関しては3級と同じです。3級で身につけた内容を生かして学習を進めると良いでしょう。試験形式は、○×式に加えて、多肢択一式の問題が出題されます。

2級の実技試験は、「商品プレゼンテーションのデザインを含むが、イメージスケッチ(一点透視図)などの作成が含まれない中級技能者のレベル」と定義されています。形態としては、提示されるテーマに沿った1時間20分程度のプレゼンテーションを行います。令和3年度の試験概要は、「『Let’s do it!』をテーマに、使用及び完成図に従い、スポーツ用品売場のPPスペースを想定した商品プレゼンテーションを行う。」となっています。

商品装飾展示技能検定1級の概要

1級にも受験資格が設けられています。1級の受験資格は、7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験となっています(学歴により実務経験が緩和される場合があります)。いずれのケースでも実務経験が必須となっているので、既に働いていて、スキルアップのために資格を取得したいという方向けとなっています。

学科試験の試験範囲は2級までと同様です。2級までの学習内容や、実務経験を通して学んだことを生かしていきましょう。試験形式は、○×式と多肢択一式です。
1級の実技試験は、「ビジュアルプレゼンテーションのデザイン、イメージスケッチ(一点透視図)などの作成が含まれた高度技術者のレベル」と定義されています。1時間40分で「イメージスケッチ(一点透視図)の作成」を行う課題1と、1時間半程度で「ビジュアルプレゼンテーション」を行う課題2に分かれています。令和3年度の試験概要は、課題1が「『スポーツ』をテーマに、仕様及び完成図に従い、スポーツ売場のミニウィンドウを想定した商品プレゼンテーションをプランし、イメージスケッチ(一点透視図)を作成する」、課題2が「課題1で作成したイメージスケッチに従い、支給材料と持参用具を用いてビジュアルプレゼンテーションを行う。」となっています。

商品装飾展示技能検定の級ごとの特徴のまとめ

今回は、商品装飾展示技能検定の級ごとの特徴をまとめてきました。

商品装飾展示技能検定を取得することで、センスのみに頼ることなく、VMDの観点から効果的な売場を構成することができます。2級・1級には受験資格が設けられているため、まずは受験資格のない3級の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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出典:出版社HP