仕事をする上で個人情報を取り扱っているという人は多いのではないでしょうか。

個人情報は情報化する時代において非常に重要なもので、取り扱いには専門知識が求められます。

その専門知識をつけるのにおすすめの資格が個人情報保護士です。

 

本記事では、個人情報保護士の試験概要からおすすめの勉強法についてまで紹介します。

 

個人情報保護士とは

個人情報保護士は、個人情報の保護に精通し、適正な取扱や安全管理を身に付けたエキスパートです。試験では、情報化社会において個人情報を守るプロとしての知識が問われます。法務部門でコンプライアンスに関わる仕事をしている人や管理職の人など、幅広い社会人が受験しています。

 

試験の概要について

個人情報保護士認定試験の概要についてです。

個人情報保護士認定試験
受験資格 なし
受験料 11,000円
試験形式 マークシート方式
試験時間 150分
問題数 課題Ⅰ50問、課題Ⅱ50問
合格点 課題Ⅰ、課題Ⅱ 各70%以上

※問題の難易度により調整あり

 

次に、出題内容についてです。

 

出題内容 出題内容
課題Ⅰ

個人情報保護の総論

(50問)

個人情報保護法の理解

(40問)

個人情報保護法の歴史
個人情報に関連する事件・事故
各種認定制度
個人情報の定義と分類
個人情報取扱事業者
条文に対する知識と理解
マイナンバー法の理解

(10問)

番号法の背景・概要
条文に対する知識と理解
課題Ⅱ

個人情報保護の対策と

情報セキュリティ

(50問)

脅威と対策 脅威と脆弱性に対する理解
組織的・人的セキュリティ 組織体制の整備
人的管理の実務知識
オフィスセキュリティ 物理的管理の実務知識
情報システムセキュリティ 技術的管理の実務知識

 

より詳しい出題内容については公式ホームページをご確認ください。

https://www.joho-gakushu.or.jp/piip/naiyou.php

 

必要な学習時間

合格までに必要な学習時間は20時間以上です。

公式に発表されている統計によると、試験合格者は20時間〜50時間の学習時間をとっている人が多かったそうです。

このことから、試験合格までに必要な学習時間は最低でも20時間、余裕があるならば50時間程度とるのが良いでしょう。

 

資格取得のメリット

個人情報を管理する仕事をしている人にとっては、実務で活かせる資格です。人事や総務で社員の個人情報を扱っている人の他、コンプライアンス関係の仕事をしている人など意外と個人情報を管理しなければいけない人は多いです。そのため、ほとんどの社会人にとって、この資格は実際に仕事をするときに役立つ資格でしょう。

 

合格率・難易度

現在公表されている合格率は以下の通りです。

 

過去の平均合格率 37.3%
平成25年度の平均合格率 35.0%

 

これだけ見ると合格率が低く難しい試験なのかと感じる人も多いかもしれません。

しかし、この試験の難易度は決して高くありません。

真面目に対策をしておけば合格できる試験なので、難易度は普通レベルです。

 

おすすめの勉強法

個人情報保護士では通信講座や講習会も開催されていますが、最もおすすめする勉強法は独学です。それほど難しい試験ではないですし、受験をするのは忙しい社会人が多いと思います。そのため、独学での勉強が最も効率よく最短で合格できる方法です。

では、ここから独学で合格するための勉強法について紹介します。

 

①テキストを読み込む

テキストはこちらの公認テキストがおすすめです。

 

個人情報保護士認定試験公認テキスト―全日本情報学習振興協会版

坂東 利国 (著), 水町 雅子 (著), 牧野 鉄郎 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 全日本情報学習振興協会 (2017/5/1)、出典:出版社HP

 

 

このテキストをざっと1周読みましょう。700ページほどあるので、50ページ×14日間は期間を取りましょう。大事なところはメモを取るか付箋を貼ってすぐに読み返せるようにしましょう。

 

②問題集を解く

おすすめの問題集はこちらです。

 

第7版 個人情報保護士認定試験 公式精選問題集

全日本情報学習振興協会 (編集)
出版社 ‏ : ‎ マイナビ出版; 第7版 (2020/2/26)、出典:出版社HP

 

テキストが読み終わったら、この問題集をときましょう。こちらは過去に出題された問題を200問厳選して掲載してあります。

間違えた問題の範囲をテキストで見直す、時間を開けてもう一度間違えた問題に挑戦するということの繰り返しで苦手な範囲をなくしていきます。

 

この方法で勉強すれば、満点近くで合格できるでしょう。

 

おすすめのテキスト

<テキスト>

個人情報保護士認定試験公認テキスト―全日本情報学習振興協会版

 

改訂6版 個人情報保護士認定試験公式テキスト

 

個人情報保護士認定試験 一発合格テキスト&問題集

 

<問題集>

第7版 個人情報保護士認定試験 公式精選問題集

 

個人情報保護士認定試験実物形式問題集

 

個人情報保護士認定試験公式問題集

 

U-CANの個人情報保護士 これだけ!一問一答&要点まとめ 第2版【赤シートつき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

 

 

おすすめの講座

SMART合格講座(https://www.joho-gakushu.jp/smartinfo/k_piip/

・受講料

17,600円(キャンペーン価格)

 

・内容

SMART動画 3時間45分

SMART答練 2時間30分程度

WEB模擬試験 2時間30分

 

実戦対策講習会(https://www.joho-gakushu.or.jp/piip/piip-semi.php

・受講料

16,500円

 

・内容

ライブ講習 6時間

WEB模擬試験 2時間30分

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、個人情報保護士認定試験の概要と勉強法について紹介しました。

 

合格率は低いですが、そこまで難しい試験というわけではありません。テキストや問題集、対策講座などがたくさん用意されているので、自分に合った方法での学習が可能です。

興味のある方は是非公式ホームページなどで調べてみてください。