そもそも仏検とは?

富田 正二(著), 小室 廉太(著), 佐々木 優(著)
出版社: 三修社、出典:amazon.co.jp

 

仏検こと実用フランス語技能検定試験は、1981年に創設された日本語話者向けの歴史のあるフランス語試験です。

試験は秋と春に2回あります。しかし、準1級と1級はそれぞれ秋季と春季のみに開催されます。

 

仏検に受験資格はありません。誰でも受けられます。

あの有名な英検と同じように、「5級」から「1級」までの7段階の級位が設けられています。

大きな特徴としては、学校で学ぶフランス語の学習成果の判定にもふさわしい客観性を備えた試験であることです。これは仏検を主宰する財団法人フランス語教育振興協会も公言しています。

 

また文部科学省の後援を得ている、日本語話者向け、唯一のフランス語能力試験です。

 

仏検の履歴書の記入方法

 

書き方には下記のように書くと良いでしょう。

 

令和N年N月N 実用フランス語技能検定試験N 合格

 

ここで注意したいことは、取得した年月日を正確に記入することです。

どの資格を記載する際にも、当然のことですが、資格の名称は正確に記入しましょう。

 

仏検が評価される業界・職種! 

仏検はその名の通り、フランス語の試験なので、フランス語が使われるであろう職種への就職がターゲットになります。

 

その筆頭として、航空・観光業界です。

国際線を持つ航空会社なら、フランス語圏出身の利用者と関わる機会が多いので、フランス語のコミュニケーション能力が要求されます。それ以外にも、日本を訪れたフランス語話者に応対することもあるでしょう。

 

フランス語は英語のように必須の言語ではないので、英語にプラスαとして、仏検を取るという形をお勧めします。

世界的な公用語としては、英語が圧倒的に強いので、航空業界などでは英語はできて当然とされます。ですから、仏検一本で勝負するということは控えるべきでしょう。

TOEICなどの英語試験のスコアを取った上で、プラスαとして仏検に挑戦すべきです。

 

次に、通訳業・翻訳業が挙げられます。

フランスの雑誌や本などを翻訳したり、フランス語圏の観光客の通訳をします。これには高いフランス語の能力のほか、高い日本語の表現能力も問われます。

 

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就職活動で評価されるのは何級からなのか、当該級のレベル

 

ずばり、就活で評価されるのは、2級以上です!

2級以上とは、どれくらいフランス語ができる状態なのでしょうか。

 

2級:日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的なフランス語を

聞き、話し、読み、書くことができる。つまり、大学の専攻課程で四年間勉強した程度。

 

上記は、仏検を主宰する財団法人フランス語教育振興協会のホームページから引用したものです。

大学で十分にフランス語を勉強し、習得した証として、仏検2級をアピールできるのではないでしょうか。

同サイトから、2級より高い級の程度も引用しておきますので、参考にしてください。

 

準1級:「聞く」「話す」「読む」「書く」という能力を高度にバランスよく身につけ、

フランス語を実地に役立つ職業で即戦力となる。つまり、大学での勉強プラスα。

1級:「聞く」「話す」「読む」「書く」という能力を高度にバランスよく身につけ、

フランス語を実地に役立つ職業で即戦力となる。

 

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仏検の履歴書の書き方のまとめ

 

ここまで、仏検の履歴書への記入方法、就職に役立つのか、そしてどの級からなら履歴書に書けるのか、について解説してきました。

 

  • 記入方法:令和N年N月N 実用フランス語技能検定試験N 合格
  • 仏検は、航空・観光業界、通訳・翻訳業への就職で役立つ可能性アリ!
  • フランス語より英語資格を優先しよう!
  • 仏検を就活で使うなら、2級以上はマスト!

 

どうしても仏検で級を取ることが難しい場合は、他のフランス語試験に戦いの場を移すのもアリです。

 

結局のところ、仏検もTOEICも手段でしかありません。

 

自分が高得点を取りやすい試験が就職活動でフランス語力のアピール材料となるならば、その試験で高いスコアを取ることを目標にしましょう。健闘を祈ります。

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