レトリック・修辞学を学ぶおすすめ本ランキング

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日本語のレトリック: 文章表現の技法

レトリックの30の技法をわかりやすくまとめた本です。清少納言から宮部みゆきまで、幅広い年代の作品から引用を行い、丁寧に解説しています。初めてレトリックに触れる人でも、どの部分がレトリックなのかが分かりやすくまとめられています。改めて引用元の本を読み返して宝探しのように楽しみながら読みたくなる1冊です。

瀬戸 賢一 (著)
出版社 ‏ : ‎ 岩波書店、出典;出版社HP

レトリックのすすめ

古典や文豪たちの作品からの例文を使いながら、レトリックの12のテクニックについて学べる本です。レトリックとは何か?という基本的な部分から、例文の解説までを丁寧に行っています。辞書のように使いながら、例文になっている本を通して日本語の奥ゆかしさを再発見するという楽しみ方もおすすめです。

野内 良三 (著)
出版社 ‏ : ‎ 大修館書店、出典;出版社HP

学びのエクササイズ レトリック

大学生に向けて書かれた、レトリックをわかりやすい表現で解説した本になります。レトリックの持つ様々な側面を、一つずつ丁寧に紹介しています。単純に知識をつけられるだけでなく、ネーミングなどにも使える実践的な内容までカバーしているのが特徴で、教科書のように手元においておける1冊になっています。

森 雄一 (著)
出版社、出典;出版社HP

レトリック事典

レトリックを学びたいなら、まずはこれを手元に置いておけばO Kとまで言われる体系書です。言語表現を豊かにし、読み手に訴える文章を書くために必要な技法の用例・関連情報などを網羅した1冊です。例文は日本を代表する文学作品が多く引用されているので、理解しやすくなっています。

佐藤 信夫 (著), 松尾大 (著), 佐々木健一 (著, 監修, 監修)
出版社 ‏ : ‎ 大修館書店、出典;出版社HP

「超」実用的 文章レトリック入門

元雑誌編集者による、人の共感を呼ぶためのレトリック技法25種類を紹介する本です。文学やエッセイストなどの様々な引用を基に、書くためのテクニックを細かく学ぶことができます。書き手側がものを伝えたいときには、どのような意図を持って文章を書けばいいのか?日本語の書き方を改めて勉強したい方におすすめの1冊です。

加藤 明 (著)
出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版、出典;出版社HP

大学生のためのレトリック入門―説得力と表現力を高める文章作成の技法

レトリックの知識と技術についてまとめられたレトリックの入門書です。文体・文章・語句に分けながら、それぞれのレトリックについて解説しています。また、文学を読み進めるためだけでなく、日常生活の中でもレトリックを取り入れることも推奨しています。巻末の用語解説があるので、専門用語があっても安心の1冊になっています。

レトリックと詭弁 ─禁断の議論術講座

「問い」の奥深さから、議論や説得において用いられるレトリックについて学べる1冊です。論理的に議論を行う上で、上手いように言いくるめられないためにはどのようにすればいいかがわかります。小説やエッセイのストーリーをもとに具体的な言い返しのテクニックが説明されているので、記憶にも残りやすく実践もしやすいのが特徴です。

香西 秀信 (著)
出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房、出典;出版社HP

レトリックの記号論

レトリックについて多くの作品を残してきた著者の集大成の一つ。これまでのレトリック研究を踏まえて、人間の文化を一つの巨大な記号の体系であり、それを読み解くレトリックが記号論の重要な要であると説いています。やや哲学的に見える話ですが、本書の文章のリズム感がいいので楽しみながら読むことができます。

佐藤 信夫 (著)
出版社 ‏ : ‎ 講談社、出典;出版社HP

レトリックの哲学 (転換期を読む 29)

1936年にホノルル大学で行われた連続講義の記録を新たに翻訳したものです。主意と媒体という概念をもとにした新しい修辞学・暗喩研究が発展したきっかけになった本になります。レトリックを学ぶ上で必読とまではいきませんが、アリストテレスの時代に生まれたレトリックが現代まで続いている歴史を感じられる1冊です。

アイヴァー A リチャーズ (著), 村山 淳彦 (翻訳, 解説)
出版社 ‏ : ‎ 未来社、出典;出版社HP

レトリック感覚

レトリックは「説得のための技法」「芸術的な文学の技術」であるという認識を超えて、さらに可能性のあるものとして捉えた一冊です。豊富な例文をもとに、まずはレトリックの基本的な知識を知ることができます。その上で言語活動とはどういうものか?という根本的なところまでを突き詰めた本になっています。

出版社 ‏ : ‎ 講談社
佐藤 信夫 (著)、出典;出版社HP

レトリック認識

「レトリック感覚」に続き、レトリックの新しい可能性に着目しながらまとめられた本です。様々な具体例とともに、西洋的なレトリック理論だけでなく日本人ならではの独特な言語メカニズムの可能性を探っています。論理や技法だけでは成り立たないレトリックの奥深さについて考えを深められる一冊です。

佐藤 信夫 (著)
出版社 ‏ : ‎ 講談社、出典;出版社HP

わざとらしさのレトリック―言述のすがた

レトリックについても多くの著書がある言語哲学者が、わざとらしい言い回しを行うレトリックについて愛を持って解説する学術書です。分かりやすさや簡潔さが当たり前に求められる現代と真逆を突き進む本書を読み込むことで、言語の奥深さや楽しさに触れることができるでしょう。

佐藤信夫 (著)
出版社 ‏ : ‎ 講談社、出典;出版社HP

意味の弾性―レトリックの意味論へ

1990年代後半に出版された、レトリック研究の権威による学術書のうちの一つです。現代の思考の傾向を分析したり、多くの例を用いながらレトリックの素晴らしさについて解説を行なっています。レトリックの魅力に取り憑かれ、その可能性についてより一層深掘りをしたい方にオススメです。

佐藤 信夫 (著)
出版社 ‏ : ‎ 岩波書店、出典;出版社HP

英文テクニカルライティング 読み手の心を動かすレトリック入門

研究者・技術者・翻訳者におすすめのテクニカルレトリックについて書かれた本です。ビジネス英語や学術論文において、正しく伝え、かつ相手を説得し、人を動かすために必要なレトリックが学べます。要点が各所に散りばめられていて、学んだことをしっかり整理できるだけでなく拾い読みもできる良書です。

片岡 英樹 (著)
出版社 ‏ : ‎ 日刊工業新聞社、出典;出版社HP

詩的レトリック入門

「何を持って詩になるか」「どこから作品になるのか」という疑問に対して、プロの詩人が詩的表現におけるレトリックについて紹介している本です。詩のレトリックを具体例とともに紹介しながら実践的に解き明かしていきます。詩の表現を学ぶ上でも、本質的原理論としても楽しめる一冊です。

北川 透 (著)
出版社 ‏ : ‎ 思潮社 、出典;出版社HP

論証のレトリック

レトリックの根本である弁論術をわかりやすく型にして説明している本です。アリストテレスを中心とした古代ギリシアの話題に触れながら、表現技法としてのレトリックではなく、論理的な説明技法についてのレトリックを紹介しています。レトリックを深く研究していきたい人には必読ともいえる1冊です。

浅野 楢英 (著)
出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房、出典;出版社HP

論文のレトリック

論文の書き方についてレトリックという切り口から解説を行なっている本です。論文を書く前にしておくべき基礎的な知識や構成のやり方について学ぶことができます。説得の技法であるレトリックを論文に投影し、良い論文になるための具体的なまとめ方を学ぶことができる1冊です。

沢田 昭夫 (著)
出版社 ‏ : ‎ 講談社、出典;出版社HP

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