「陸上無線技術士の勉強方法が知りたい」

「陸上無線技術士の勉強をする上でおすすめの参考書が知りたい」

 

このような方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、陸上無線技術士の合格を目指す上でおすすめの参考書をご紹介していきます。

 

陸上無線技術士について

陸上無線技術士は、陸上無線従事者資格の中で最難関の資格です。主に、放送局や官公庁における無線操作で活躍する資格です。

 

インターネット関連でも無線は利用されているため、現代では有資格者が必要不可欠であると言えます。また、今後5G、6Gが普及するにあたって必要となる技術者の数はさらに増えると言われているため、将来性にも期待できる資格です。

 

それでは、陸上無線技術士の試験概要に関して以下にまとめていきます。

 

2級 1級
試験方式 多肢選択式
問題数 [工学の基礎] 25問

[工学A] 25問

[工学B] 25問

[法規] 20問
試験時間 [工学の基礎] 150分

[工学A] 150分

[工学B] 150分

[法規] 120分
受験料 13,700円 16,500円
合格基準 [工学の基礎] 75点/125点以上

[工学A] 75点/125点以上

[工学B] 75点/125点以上

[法規] 60点/100点以上

 

陸上無線技術士の試験は1級と2級に分けて行われています。2級では、取り扱える無線が電力・周波数によって制限されてしまうといった点で1級と異なります。

 

陸上無線技術士では、受験資格が設けられていないのでどなたでも受験が可能です。

 

試験は、「工学の基礎」「工学A」「工学B」「法規」の4科目から構成され、どの科目もマークシートによる多肢選択形式となります。

 

合格基準は、各科目ごとに満点の6割に設定されています。すべての科目で合格基準を超える必要があることに注意が必要です。

 

続いて、陸上無線技術士の合格率を見てみましょう。

 

【合格率】

 

2020年 2019年 2018年
2級 32.8% 35.5% 29.7%
1級 26.8% 31.9% 29.0%

 

合格率は1級、2級ともに30%前後となっていて、資格取得の難易度としてはやや難しい資格と言えるでしょう。

 

陸上無線技術士の対策ポイント

陸上無線技術士合格のために必要な勉強時間は120〜150時間程度と言われています。学習期間にして2〜3ヶ月程度です。

 

陸上無線技術士では、専門知識や専門用語が多く、計算問題なども出題されるので予備知識の有無によって勉強時間も大きく変わります。完全に初見の場合や、理系科目に苦手意識がある場合は余裕を持った学習期間の設定をおすすめします。

 

それでは、陸上無線技術士の対策ポイントについて見ていきましょう。

 

まずは前提として、苦手科目をそのままにしないということが大切になります。陸上無線技術士の試験では科目ごとで合格基準を超える必要があるため、得意な科目でカバーするということができません。苦手科目も反復演習を行い、克服するようにしましょう。

 

勉強を始める際には、最初は深く理解しようとするのではなく、まずはテキストを1周してみるようにしましょう。専門用語や専門知識がほとんどですので、一通り全体像と流れを把握するところから始めると筋道を立てて勉強しやすくなると思います。

 

また、問題演習は過去問を利用しましょう。陸上無線技術士の試験では、過去問の類似問題も多く出題されます。過去問が解けるようになっておけば、合格できる可能性も高まります。

 

陸上無線技術士のおすすめ参考書

それでは、陸上無線技術士の対策におすすめの参考書をご紹介します。

 

1.第二級陸上無線技術士試験問題集 第3集 (合格精選400題)

吉川忠久 (著)
出版社 ‏ : ‎ 東京電機大学出版局、出典;出版社HP

 

過去問から出題されやすい問題をピックアップしてまとめられた問題集です。問題が書いてあるページの裏側に解説が載っているので、学習しやすい構成です。

 

2.二陸技 無線従事者国家試験問題解答集

一般財団法人情報通信振興会 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 一般財団法人情報通信振興会、出典;出版社HP

 

定期的に新しい版が出版されているため、最新の出題傾向を掴むことができます。また、出題状況を一覧にした表も収録されているため、学習計画を立てるのにも活用できます。

 

3.第一級陸上無線技術士試験 吉川先生の過去問解答・解説集

 

最新のものから7回分の過去問とその解説が掲載されています。最新問題にも対応しているところがこの過去問集の強みです。

 

4.第一級陸上無線技術士試験 やさしく学ぶ 無線工学の基礎(改訂3版)

吉川 忠久 (著)
出版社 ‏ : ‎ オーム社、出典;出版社HP

 

ポイントを絞ってやさしく丁寧に解説した「やさしく学ぶ」シリーズの、「無線工学の基礎」分野のテキストです。他に「工学A」「工学B」「法規」のテキストもあるので、分野の得意・不得意に合わせて購入できます。

 

5.一陸技 無線従事者国家試験問題解答集(平成29年7月期~令和3年1月期)

一般財団法人情報通信振興会
出版社 ‏ : ‎ 一般財団法人情報通信振興会、出典;出版社HP

 

2級でもご紹介した参考書の1級版です。10回分の過去問が掲載されているので、とにかく過去問で問題演習をしたいといった方におすすめの一冊です。

 

陸上無線技術士のおすすめ参考書のまとめ

いかがでしたでしょうか。ここでは、陸上無線技術士のおすすめ参考書をご紹介しました。

 

陸上無線技術士は、比較的取得難易度の高い資格ですが、今後も需要が高まっていくと考えられる将来性のある資格です。

 

是非この機会に陸上無線技術士の受験を検討してみてはいかがでしょうか。