そもそもDX検定とは

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出典:出版社HP

 

DXとは、「Digital Transformation」の略称であり、「デジタルによる変革」を意味します。経済産業省の「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」において、DXは下記の通り定義されています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること”

 

DXが浸透することで、いままでに無かった価値やサービスが生まれることが期待されています。社会環境・ビジネス環境の変化に対応するために、企業・組織を中心に社会全体のDXが加速する中で、人生100年時代を生き抜くためには、働き手一人ひとりが学び続けることが重要です。

DX検定がその一助になるのではないかと考えます。

 

さて、ここからDX検定の話に移ります。

 

DX検定は社会の発展・ビジネス全般に必要な、デジタル技術によるビジネスへの利活を 進める人のために、「先端IT技術 トレンド」と「ビジネストレンド」の知識を問う検定試験です。

この検定を受験することで、現在トレンドとなっているIT技術やビジネスについての知識を得ることができるので、ビジネスマンとしてのスキルアップが図れるでしょう。

 

試験を受ける前に必ずDX検定の公式サイトで試験要領を確認してください。

 

DX検定の試験概要

 

DX検定は、TOEICやTOEFLと同じように、スコアで成績が示されます。

スコアに応じて、レベル認定証が与えられます。下記のとおりです。

 

スコア レベル認定証
800以上 DXプロフェッショナルレベル
700以上 DXエキスパートレベル
600以上 DXスタンダードレベル

上記のいずれかのレベル認定を受けた場合、日本イノベーション融合学会より、名刺やプロフィールに記載できるオープンバッジが進呈されます。

 

試験は年に2回、1月と7月に開催されており、受験者は自宅のインターネット接続端末(PCやタブレット)で受験します。60分間で120題の選択問題に回答することが求められます。

2018年に第一回試験が実施された、とても新しい試験です。

この試験では、大きく二つの分野から問題が出題されます。それは、「IT先端技術トレンド分野」「ビジネストレンド分野」のふたつです。

前者は、AIとソフトウェア、IoTとハードウェア、ロボットとスマートマシーン、ビッグデータとデータサイエンス、クラウドとIT開発/運用、サイバーセキュリティとネットワークが範囲とされています。

一方、後者は次世代ビジネストレンド、戦略・理論(経営を革新させるIT)、業務(仕組みとしてのIT)、商品(商品としてのIT)、サービス(サービスとしてのIT)、IT機器(道具としてのIT)です。

試験の内容については、毎度加筆修正が行われており、すべての分野から出題があるので、受験する際は各分野まんべんなく学習するようにすべきでしょう。

 

DX検定の履歴書への記入方法

DX検定の履歴書の書き方は

令和○年○月○日 DX検定 NNN点 取得

 

以上のように記入すれば十分でしょう。

ここで注意したいことは、取得した年月日を正確に記入することです。

どの資格を記載する際にも、当然のことですが、資格の名称は正確に記入しましょう。

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DX検定は就活に役立つのか

 

この資格を持っていることが直接的な採用の決定打になることはないですが、新卒での先行投資的なかたちでの取得は良いでしょう。

 

この検定資格は、独占資格ではないので、資格を持っているからといって特別できる仕事があるわけではありません。しかも、DX検定は社会人が受験者のほとんどを占めますので、入社後に合格を目指すことも十分に可能です。

知名度がなく歴史も浅いので、知名度もありません。

しかし、少なくとも今後10年においてDXは非常に重要なキーワードですので、もしかしたDX検定が日の目を浴びるかもしれません。先行投資も兼ねて、受験を検討してみてはいかがでしょうか。

 

また、ビジネスマンとしてスキルアップを目指す方は受験してもよいかと思います。ビジネスにおいてもDXが重要な概念であることに変わりありませんので、受験勉強を通して得る有益なものは少なからずあるでしょう。

 

 

どうしてもIT系の資格が欲しい方は、DX検定ではなく、情報セキュリティスペシャリストやネットワークスペシャリストなどの国家資格を取得した方が、今後役立つ機会があるかもしれません。しかし、難易度は高く合格率も低いので、(当たり前ですが)受験する際は下調べを入念に行い、しっかりと対策したうえで臨むようにしましょう。

日本国内のIT人材は現在不足しており、将来的に人材不足がより深刻になっていくことが予想されます。国家資格を取るまで至らなくとも、ITやDXの知識を身につけることは大変意義のあることです。合否に関わらず、その知識がおおいに役立つ日も遠くないはずです。

 

DX検定の履歴書のまとめ

ここまで、DX検定の履歴書への記入方法、就職に役立つのか、そしてどの級からなら履歴書に書けるのか、について解説してきました。

 

  • 記入方法:令和○年○月○日  DX検定 NNN点 取得
  • 就職には新卒の場合、先行投資としてあり。
  • IT系の資格なら国家資格を目指そう。
  • ビジネスマンとしてのスキルアップに役立つかも。
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