就職(新卒)に有利なおすすめ資格15選ランキング – キャリア形成の第一歩へ!

新卒就活では資格などの知識よりも、これまでの経験が重視されます。

とは言っても、「履歴書の資格欄が空欄だとなんだか見栄えが悪いから資格を取っておきたい!」と考えてしまう人も多いと思います。

就活で役立てよう

そこで今回は、新卒の就活でアピールできる15の資格を紹介していきます。

ここであげる資格は入社後に活かせるものばかりなので、就活用に資格を取得する人はぜひ参考にしてみてください。

TOEIC

TOEICとは、英語の「聞く」と「読む」の能力を測定するテストです。10〜990までのスコアで評価され、点数によって英語力がどの程度あるのかを証明できます。

現在どの企業でも海外で活躍できる英語力のある人材を求めているため、就活におけるTOEICの重要性は高まってきています。

TOEIC700点以上などの採用基準を設定している企業もあるほどです。
そのため、TOEICのスコアを持っておくと就活を有利に進めることができます。
特にスコアをアピールできるのは、日系企業だと最低600点以上、外資系企業だと最低800点以上からになるでしょう。



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日商簿記

会社の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする知識をつける試験です。企業の活動を適切かつ正確に情報公開するとともに、経営管理能力を身につけるためにも必須の知識です。

経理など計数系の職種を希望している人は必ずとっておいた方が良い資格です。
経理財務は実務経験が重視される職種であることから、新卒採用だとしても簿記の知識を持っている人を取りたいと考えています。

そのため、簿記を持っていると非常に有利になります。
また、働く上でお金に関わらないことはないので、どの部署でも応用できる資格でもあります。
3級から1級までありますが、履歴書に書くのは2級以上にしましょう。

秘書検定

事務処理や会社の中での人間関係など秘書的業務についての理解や知識があるかを評価する資格です。準1級からは面接試験もあります。

秘書的業務というと難しく聞こえてしまいますが、内容はほとんど社会人としてのマナーや技能を問う問題です。
そのため、秘書検定はどのような業界・職種でも活かすことができる資格です。
また、最近ではマナーがあまり身についていない学生が多いと言われているので、秘書検定を取得しておくだけで好印象に繋がります。
履歴書に書くなら2級以上を取得しておくと良いです。

MOS

Microsoft Office製品の利用スキルを証明する世界共通の資格試験です。Excel、Word、PowerPointなどの操作技能を実技試験で評価しています。

社会人では、Microsoft Officeは使わない日がないというくらい頻繁に利用します。
その中でもExcelはどの職種でも利用されるソフトですが、学生が最も使いこなせていないのもExcelです。
この資格を取得しておくと、社会人としての基礎的な技能があるとアピールすることができます。
特に業種や業界を問わず、事務能力を重視する仕事では高く評価されます。



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日経TEST(日経経済知力テスト)

日本経済新聞社と日本経済研究センターが主催するテストで、「経営環境」「金融・財務」「テクノロジー・生産」「企業戦略」「マーケティング・販売」「法務・人事」の6分野の知識を評価します。

日経TESTで出題される6分野は全て、社会人として必要な知識です。
就職活動の面接においても、時事的な問題や業界の動向などについて聞かれることが多いです。
日経TESTで経済知力をつけて、就職活動やその後の社会人生活に活かしていきましょう。
テストの平均点が550点なので、600点以上を取得するのが理想です。

ITパスポート

IT社会で働く全ての社会人が備えておくべきITの基礎的知識を証明できる国家試験です。

ITパスポートは他のIT系の資格の前段階として受けることの多い資格です。
ITやソフトウェア系の業界を希望している人はITパスポートを取得しておくと、ITに関する基礎知識があると評価されます。

また、インターネットを介してデータベースやサーバーなどを利用できるクラウドコンピューティングが現在企業にとって必要不可欠なものになっています。
これらを使いこなすためにも、ITパスポートの取得はおすすめです。
一般企業でも近年はITやシステム系の部署が作られているので、そこで働きたいとアピールする際にも有利になります。

情報処理安全確保支援士

セキュアな情報システムの提供に寄与する資格で、サイバーセキュリティ対策を推進する人材の国家資格です。

現代ではどのような企業でもITを活用しているため。サイバーセキュリティに関する知識を持った人材は重宝されています。
IT技術者としての知識があると、情報システム部などの情報系部署だけでなく、事業部でも業務上の課題解決などを行うことができます。
合格率は20%を切ることが多いですが、しっかりと勉強をしておけば落ちることはありません。



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基本情報技術者

情報システム開発プロジェクトでプログラム設計書を作成し、プログラム開発を行い、単体テストまでの一連のプロセスを担当する人のための試験です。

毎年10万人以上が受験する超人気資格です。
ITエンジニアとしての基本資格なので、エンジニアとして働き始めた新入社員やエンジニアとして働きたい人が受験しています。
新卒で入社する人のほとんどがエンジニア未経験の人のため、この資格を取得しておくと非常に有利に就活を進めることができます。

普通自動車免許

街中で走っているような自動車、いわゆる普通自動車を運転できる資格です。

自動車免許は高校を卒業してすぐ取得したという人も多いのではないでしょうか。
最近では自動車免許を取得していないという人も増えてきましたが、働くことを考えると取得しておいた方が良い資格です。

製薬業界など、車で営業するのが普通の業界も多くあります。
地方に転勤して車がないと普通に生活できないということもあるかもしれません。
そうなると、就職後慌てて自動車免許をとりに行くということになってしまいます。
面接で有利に働くということは一切ありませんが、持っておくと非常に便利な資格です。

ファイナンシャルプランナー

理想のライフプランを経済的な視点から実現に導くために相談にのり、サポートを行う人のことです。試験では、学科試験と実技試験があります。

金融業界や保険業界を目指している人は取得しておくと良い資格です。
例えば、保険の営業として働く場合、顧客の話を聞いてその方のライフプランや経済状況に合った保険を提案する必要があります。
その時に活きてくるのが、ファイナンシャルプランナーで学んだ知識です。
社会人でも取得する人が多いので、学生で取得していると好印象につながります。
履歴書に書いてアピールできるのは2級以上です。



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公認会計士

超難関資格として有名な公認会計士は、企業の経営状況を報告する「財務書類」が公正なものかを判断する監査という独占業務を持っています。

司法試験や税理士と並ぶ難関資格の一つである公認会計士は、監査法人だけでなく、企業の会計業務や経営コンサルティングなど、幅広い分野で活躍できます。
取得まで最低1年はかかり、長いと4年と言われています。
そのため、学生で取得している人はほんのわずかです。
しかし、そのような中で取得すると、どの企業からも引く手数多な人材になることができるでしょう。
将来の可能性を広げるためにも一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

宅地建物取引士

公正で円滑な不動産取引を遂行する専門家です。宅地建物取引士は不動産取引の際の権利関係、物件の状態などの重要事項説明などの独占業務をすることができます。

宅建士は不動産業界への就職に非常に有利になる資格です。
資格を取得していない学生でも、不動産業界に就職が決まった大学4年生は卒業までに取得を目指して学習するというほど重要な資格となっています。
非常に難しいというわけではないですが、合格率15%というところからもわかるように、決して簡単な資格ではありません。
大学1年生や2年生など余裕のある時期に取得しておくと良いでしょう。

土地家屋調査士

土地家屋調査士は、土地や建物の所有者に変わって、登記の申請手続きや土地・建物についての調査、測量をする人のことです。

建築会社、土地家屋調査士事務所などへの就職に非常に有利です。
マイホームを購入するときにも土地の境界を公正に確認するなどして、諸手続きに深く関わるため、不動産業者でもアピールできる資格です。
しかし、合格率は10%以下の年がほとんどなので、しっかりと勉強しなければ合格できません。



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社会保険労務士

社会保険労務士は、労務管理のアドバイスや指導を始め、労働・社会保険に関する法令に基づき書類作成などを行います。

社労士を取得しておくと、より良い職場環境を作る知識や能力を身につけていると評価されます。
職場づくりに関係する、コンサルティング会社や人材サービス会社、企業の人事部などへの就職の際にアピールできます。
合格率10%以下という狭き門ですが、合格できると就職に非常に有利になるので、上に挙げた業界を目指している人は取得を目指してみてはいかがでしょうか。



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中小企業診断士

中小企業診断士とは、企業の経営状態を総合的に診断し、改善・支援・教育まで幅広いコンサルティング業務を行う人のことを言います。

中小企業を支援する機関や経営コンサルタントとして活躍したい人におすすめの資格です。
経営コンサルタントとして独立している人のほとんどが取得しているので、経営のプロフェッショナルになりたいと考えている人も勉強してみてはいかがでしょうか。
また、一般企業に就職する人でも、経営状態をしっかりと理解できる人であると好印象なので、面接などではしっかりとアピールしましょう。

今回は就活に有利になる資格を15個紹介しましたが、新卒就活で資格を持っていることが内定に大きく影響するわけではありません。

これまで自分がどのような経験をしてきたのかをしっかりと振り返り、面接やエントリーシートでうまく伝えることが最も重要です。

その企業に入りたい熱意を持って、自己分析や企業・業界研究が十分すれば、資格なしでも問題ありません。

自分はどのような業界でどのような仕事をしたいのかをしっかりと考えてから、資格取得をしていきましょう。

 

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