製菓衛生師試験の履歴書の書き方は?–就職・就活(新卒/転職)で評価される?
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はじめに
男女に人気の職業として上位に入るパティシエ、パティシエになりたい人なら知っている製菓衛生師について調べてみました。
製菓衛生師資格はなんですか?
製菓衛生師とは、厚生労働大臣が認定を行なっている製菓衛生師法にもとづいた国家資格です。
菓子製造業に従事する人の資質を向上させ、公衆衛生の向上や増進することを目的としています。
パティシエや和菓子、パン職人になりたい人の為の資格といってもいいでしょう。
国家資格なので信頼もあつい資格です。
製菓衛生師の資格を受験するには次の条件が必要になります。
・都道府県知事が指定する製菓衛生師養成施設に1年以上製菓衛生師として必要な知識を習得した人
・製菓や製パンの現場で2年以上の実績を積んだ人
このどちらかの条件を満たせば都道府県で行う試験に受けることが出来ます。
気になる合格率ですが、国家試験としての難易度はそこまで難しくはなく
毎年70〜80%前後と言えます。都道府県によってはより高いところもありますが平均としては勉強したことをしっかりと発揮できれば受かるレベルでしょう。
製菓衛生師の履歴書の書き方は?
自分がどのような人物か良い印象が残る為にも必ず書いた方がいいでしょう。
書き方例:20◯◯年 7月19日 製菓衛生師免許 取得
※取得する為に勉強中なら「取得見込み」
合格をして登録をしていない状態なら「合格」などと書くと良いでしょう。
製菓衛生師の資格のメリット、持つと有利な業界・職種はある?
製菓衛生師の資格がなくてもパティシエにはなれます。しかし、この資格があることで衛生面や栄養についての信頼度や知識の証明ができるので就職の際有利になるでしょう。
自分で開業する時も大きく役立つでしょう。
開業する際に必ず食品衛生責任者の資格が必要になるので必ず講習を受ける必要があります。しかし製菓衛生師の資格がある人は、その講習を免除されるので時間や経費の削減にもなるでしょう。
また、海外でパティシエの修行をしたい、仕事を得たいという人にもビザの取得をする際にこの資格は有利になります。働くのに必要な就労ビザを取得しやすくなります。
製菓衛生師の似ている資格・他にお勧めの関連資格はある?
他の製菓関係の資格には、
・製菓製造技能士
・製菓アドバイザー
・調理師免許
・フードコーディネーター
・スイーツコンシェルジュ
・スイーツ・スペシャリスト
・お菓子作りパティシエ
まとめ
パティシエになるのに資格はいりませんが、国家資格なので更新もいらないし持っていて損はない資格です。
検討を祈ります。