缶詰主任技術者試験の履歴書の書き方は?– 就職・就活(新卒/転職)で評価される?

 

 

はじめに

災害時にはもちろん、キャンプや一般家庭にもかかせない缶詰。近年は、缶詰の人気も高く、缶詰レシピ本や缶詰だけで行う缶詰バーなど缶詰も進化し新しい形になっています。

その缶詰の資格があります。調べてみました。

 

1、缶詰主任技術者とはどのような試験?

 

缶詰主任技術者は、公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会が主催している民間資格です。

缶詰、びん詰め、レトルト食品などの業務に従事している人を対象に製造にたいして専門的に知識を問う資格です。

 

資格には、殺菌管理主任技術者、品質管理主任技術者、巻締主任技術者と3つに分かれています。

それぞれ、講習を5日間受講してから筆記試験に合格したら資格を取得できます。

 

受講資格は

・食品専攻大学で食品の製造・加工に関する科目を修了し、実務経験が1年以上ある人

・食品専攻高等学校で食品の製造・加工に関する科目を修了し、かつ実務経験が3年以上の人

・実務経験が5年以上の人

・委員会が特別に受講および受験資格を認めた人

※実務経験とは缶、瓶、レトルト食品に関すること

 

気になる合格率は、

60〜70%程度と言われていますので受講する内容をきっちりとおさえて挑めば合格できるでしょう。過去問題集が出ていませんが、講習会があるのでそのテキストの内容をしっかりと把握するとより合格に近付くでしょう。

 

2、缶詰主任技術者試験の履歴書の書き方は?

缶詰、レトルト食品の製造業に携わりたい方は持っていて損はなく、必要な資格にもなってくるのでしっかりと記入しましょう。また、食品業界全体の就職・転職の時にもかいておくといいでしょう。

 

記入例:

20◯◯年10月10日 巻締主任技術者 認定

所轄・主催: 公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会

※似ている資格や、あまり名前が知られていない資格は主催している団体名を資格の前に記入しましょう。

 

3、缶詰主任技術者のメリット、持つと有利な業界・職種はある?

新型コロナの流行、震災などで、活躍を見せる缶詰はその内容もレベルアップされ、世間でも注目をあびました。そのことから今後も缶詰のニーズは高まることになることが予想されます。この先、企業でも資格保持者の重要も高くなり、優遇されることが期待できます。また昇給のチャンスにもつながるでしょう。

 

4、缶詰主任技術者に似ている資格・他にお勧めの関連資格はある?

・調理師

・食品衛生管理者

・食品衛生監視員

・密封評価技術者

・食品安全検定

・食品冷凍技士

・フードサイエンティスト

 

まとめ

いかがでしたか?

災害時の保存食としている缶詰やレトルト食品は、災害時以外での一般家庭でも需要は増え続けるでしょう。新しい商品や品質向上のため、缶詰主任技術者はその知識を発揮できる素敵な資格と言えます。健闘を祈ります。

関連記事

関連記事