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近年注目されている職業として「データベースエンジニア」が挙げられますが、データベーススキルを証明できる資格にはどのようなものがあるかをご存じですか。

就職や転職の際に有利に働くデータベース資格として「Oracle Master」、「OSS-DB」、そして「データベーススペシャリスト試験」などがあります。この中でも、データベーススペシャリスト試験は非常に難易度が高いため、取得できればかなりのアピールとなることでしょう。

今回は、そんなデータベーススペシャリスト試験の独学での合格を目指す上でおすすめの参考書・問題集10選について解説してきます。

データベーススペシャリスト試験の対策ポイント

データベーススペシャリスト試験とは、データベースにおける専門性が問われる国家試験です。データベース管理者あるいはインフラエンジニアを目指す方におすすめの資格で、情報処理試験の中でスキルレベル4に位置づけされている高度試験の1つです。

データベース系の資格の中で最難関とも言われているこちらの資格は、合格率が13~14%ほどとかなり難易度が高いことが分かります。

次に、データベーススペシャリスト試験の試験概要を以下の表にまとめました。

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 記述式
出題数/解答数 30問/30問 25問/25問 3問/2問 2問/1問

上記の表のように、データベーススペシャリスト試験は午前Ⅰ・Ⅱ、午後Ⅰ・Ⅱの4つの試験に分かれています。合格基準は、全ての試験において100満点中60点以上です。

試験は年に1回の開催ですので、受験のチャンスはかなり少ないです。しかし、学歴や年齢問わずどなたでも受験可能な試験となっています。

必要な勉強時間は、実務経験がある方で150~200時間と言われています。業務経験の差によっては、かかる勉強時間も変わってきます。

1日1時間の勉強時間を確保できても、半年ほどはかかると考えておくとよいです。受験を決めたらなるべく早めに勉強にとりかかるとよいでしょう。

それではデータベーススペシャリスト試験の対策ポイントについて、試験の種別に簡潔に説明していきます。

午前に関しては、「過去問演習」を重点的に行いましょう。

午前Ⅰはマークシート方式で、試験範囲は応用情報技術者試験と同じです。応用情報技術者試験を受験して合格されている方にとっては、そこまで対策の必要のない分野となっています。しっかり復習をして、7~8割は取れるようにしておくと安心です。

午前Ⅱは午前Ⅰと同様にマークシート方式ですが、試験範囲のメインはデータベースとなっています。こちらも過去問演習を行うことで対策ができます。午前Ⅰの足りない部分を補いながら、データベースに関する知識を深めていきましょう。

午後に関しては、「問題の読み方と解き方のポイントをおさえること」が重要です。

午後Ⅰは長文問題、記述問題が出題されます。データベースやSQLの問題が中心で、時間設定がやや短めなので制限時間内に解けるように練習しておくとよいでしょう。

午後Ⅱはデータベーススペシャリスト試験の中で最も難しい試験となっています。データベースの知識に加えて、長文問題を読み解く力も必要となります。

データベーススペシャリスト試験のおすすめテキスト

それでは、データベーススペシャリスト試験の勉強をする上でおすすめのテキスト・問題集を10冊ご紹介してきます。

1.徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書

こちらの書籍は、データベーススペシャリスト試験で必要な知識を効率的に身に付けられるテキスト&問題集です。最新の技術動向や出題傾向に合わせて、解説が強化されています。「本文解説→例題」といったスモールステップ方式がとられているため、体系的にスキルを習得することができます。さらに、過去7回分の過去問演習も可能となっているため、ボリュームある1冊です。

株式会社わくわくスタディワールド 瀬戸美月 (著)
出版社 ‏ : ‎ インプレス、出典:出版社HP

2.情報処理教科書 データベーススペシャリスト

こちらの書籍は、学習方法から解答テクニックまで詳しく解説されているため、初学者でも安心して合格に必要な知識を身に付けることができます。要点解説だけでなく、午後問題を解く上での考え方の手順までよくわかるので、応用力が養えます。また過去19年分の問題の解説が扱われているため、インプットだけでなくアウトプットまでしっかりと行える1冊です。

ITのプロ46 (著), 三好 康之 (著)
出版社 ‏ : ‎ 翔泳社、出典:出版社HP

3.ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト

こちらの書籍は、午前Ⅱ、午後Ⅰ・Ⅱの対策ができるオールインワンのテキスト&問題集となっています。午前対策としては、出題頻度の高いキーワードやキーフレーズを効率よく学びながら過去問演習をすることができます。午後試験対策においては、知識を駆使して正解を導き出す攻略法が詳しく解説されています。各試験に特化した効率のよい学習方法を用いて対策を進めることができる1冊です。

TAC情報処理講座 (著)
出版社 ‏ : ‎ TAC出版、出典:出版社HP

4.データベーススペシャリスト合格教本

こちらの書籍では、試験で使える実践的な解法テクニックを徹底的に学ぶことができます。午後問題解説では問題文に行番号が振られており、どこにヒントがあるか、どこを根拠としたか、順を追って理解することができます。また用語や解法の解説だけでなく、別解などのアプローチ方法も+αで述べられているため、深い知識を身に付けることができます。

金子 則彦 (著)
出版社 ‏ : ‎ 技術評論社、出典:出版社HP

5.データベーススペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策

こちらの書籍では、専門知識だけでなくテーマごとの解法ポイントが分かるため、実践的な解法力が身に付きます。本番形式での演習が可能で、アウトプットもしっかりとできます。しかしテーマごとに問題が扱われているため、初学者の方よりもある程度知識が固まっている方が知識不足を埋めるために利用するのがおすすめの1冊です。

山本森樹 (著)
出版社 ‏ : ‎ アイテック、出典:出版社HP

6.ポケットスタディ データベーススペシャリスト

こちらの書籍では、データベーススペシャリスト試験の要点整理をメインに、狙われるポイントやノウハウを学ぶことができます。隙間時間での勉強に、あるいは直前対策におすすめの1冊となっています。試験範囲の全てを扱っている「①②③」のような書籍と併用するのがおすすめです。

具志堅 融 (著), 河科 湊 (著)
出版社 ‏ : ‎ 秀和システム、出典:出版社HP

7.達人に学ぶDB設計 徹底指南書

こちらの書籍は、DB設計の基本と実践ノウハウを身に付けることのできる1冊となっています。正規化やDB設計の基本と初級者が躓きやすいポイント、やってはいけないバッドノウハウなどの内容が扱われています。DB設計における正しい考え方を身に付けることができるため、DBエンジニアを目指す方やDBの基礎を学び直したいとお考えの方にはおすすめです。

ミック (著)
出版社 ‏ : ‎ 翔泳社、出典:出版社HP

8.スッキリわかるSQL入門 第2版 ドリル222問付き! スッキリわかるシリーズ

こちらの書籍は、SQLの基礎をマスターできる1冊となっています。SQLに苦手意識のある方やあまり自信がないという方におすすめです。SQLの学習で躓きやすいポイントの疑問を解消してくれるので、楽しく効率よく、しっかりと理解できるSQL入門です。豊富な図解も非常に分かりやすいです。

中山清喬 (著), 飯田理恵子 (著), 株式会社フレアリンク (監修)
出版社 ‏ : ‎ インプレス、出典:出版社HP

9.情報処理教科書 高度試験午前I・II

こちらの書籍は、高度試験で共通の午前試験の対策ができる精選問題集です。全高度試験の午前Ⅰ・Ⅱの対策ができるため、高度試験の午前対策はこちらの1冊があれば十分です。さらに、応用情報技術者の午前対策としても活用できる、非常におすすめの午前対策本です。

松原 敬二 (著)
出版社 ‏ : ‎ 翔泳社、出典:出版社HP

10.徹底解説データベーススペシャリスト本試験問題

こちらの書籍には、直近3期分の本試験問題とその詳細な解答解説が収録されています。直前対策や試験対策の総仕上げとしておすすめできる1冊です。正解選択肢だけでなく、間違い選択肢についても理由が確認できるため、応用力を身に付けることができます。

アイテックIT人材教育研究部 (著)
出版社 ‏ : ‎ アイテック、出典:出版社HP

これから勉強を始めるという方には「①②③④」がおすすめです。

午前対策は「⑨」、午後対策には「⑤⑦⑧」、知識の補完には「⑤⑥」、最終的な試験の総仕上げには「⑩」がおすすめです。

基本的にテキストはいくつか併用するのがおすすめです。自分の現状のレベルや苦手に合わせて参考書を選びましょう。

データベーススペシャリスト試験のおすすめ参考書のまとめ

いかがでしたか。本記事では、データベーススペシャリスト試験のおすすめ参考書・問題集10選をご紹介してきました。

難関資格であるデータベーススペシャリスト資格を取得していることで、客観的にスキルを証明することができます。そして、資格を取得するまでに勉強するまでの間に、エンジニアとしての土台もしっかりと身につくためメリットが多いです。

将来的にデータベース管理者やインフラ系のエンジニアとして働いていきたいとお考えの方は、ぜひこちらの記事の参考書等をチェックして、受験を検討されてみてはいかがでしょうか。