CCNA認定IT・PC・情報科学資格・検定

ネットワークエンジニアの必須資格とも言われている、シスコ技術者認定の「CCNA」という資格をご存じですか。

クラウドやIoTなどネットワークの技術が日々発展していく中で、ネットワークエンジニアの需要は高まってきています。

本記事では、そんなCCNAに合格するためにおすすめの参考書5選をご紹介していきます。

CCNAの概要

CCNAとは「Cisco Certified Network Associate」の略称で、シスコシステムズ社が実施しているネットワークスキルが問われる試験となっています。ベンダー資格で世界共通基準の資格でもあるため、ネットワークの基本スキルを多くの場面で証明することができます。

試験時間は120分、出題形式はCBT方式です。受験料は36,960円(税込)となっています。

受験資格は特にありませんが、13歳未満の方は受験をすることができません。また13歳から17歳の場合は、保護者の同意が必要となります。18歳以上の場合は、年齢による制限を受けずに取得をすることが可能です。

試験のグレードは「エントリー」「アソシエイト」「スペシャリスト」「プロフェッショナル」「エキスパート」「アーキテクト」の6種類に分かれています。CCNAはそのうちの「アソシエイト」レベルに属しています。シスコの試験の中で2番目に難易度が低く、「エントリー」レベルのCCTが最も易しい試験となっています。

シスコ技術者認定資格の有効期限は3年です。3年以内に同じレベルあるいは上位レベルの試験に受験して合格する必要があります。これは、常に即戦力に繋がるスキルの証明のための仕組みとなっています。

難易度は、やや難しいです。その他のIT資格を参考にすると、基本情報技術者試験より難しく、応用情報技術者試験よりも易しいといった位置づけとなっています。

合格率は公表されていませんが、60%ほどと言われていました。しかしバージョン改定に伴って、難易度が上がったと言われています。新試験となり難易度が上がったことから、合格率もおそらく30~40%ほどになっているのではないかと予想されています。

CCNAの対策ポイント

CCNAに合格するために必要な勉強時間の目安は、150時間程度と言われています。知識ゼロの場合には、200時間以上かかることもあります。学習期間としては、3か月~半年くらいを目安にしておくとよいでしょう。

それでは、CCNAの対策ポイントについて簡潔に解説していきます。

まずは、試験範囲を把握しましょう。試験範囲の項目は以下の通りです。

・ネットワークの基礎
・ネットワークアクセス
・IPコネクティビティ
・IPサービス
・セキュリティの基礎
・自動化とプログラマビリティ

後ほどご紹介する参考書を利用しながら、上記の項目の範囲を学習していくことが重要です。

次に、実機を実際に動かして試せる環境を作ることが重要です。参考書を用いて知識をインプットするだけではなく、シスコ公式のシミュレータをインストールして実際の環境で試してみましょう。

参考書によるインプット、実機での操作を一通り終えたら、「問題演習」をしましょう。知識の定着度を図るためにも、繰り返し演習を行いましょう。

CCNAのおすすめ参考書5選

それでは、CCNAを独学で勉強する上でおすすめのテキスト5選をご紹介していきます。

1.1週間でCCNAの基礎が学べる本

ITやネットワーク初心者向けの、CCNAの基礎固めのできる入門書となっています。「ネットワークとは何か」といった基本中の基本から丁寧に解説されています。本書だけでCCNAの試験対策をすることは難しいですが、最初のとっかかりとして最適の1冊です。

宮田 かおり (著), 株式会社ソキウス・ジャパン (編集)
出版社 ‏ : ‎ インプレス、出典:出版社HP

2.シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集

CCNAの白本と言われている、参考書&問題集です。試験のポイントや合格メソッド、頻出テーマを学べるため、CCNAに合格するために必要な基礎力を効率よく身に付けることができます。また収録されている豊富な問題を繰り返すことで、得点力もつきます。CCNAの教科書のような1冊です。

林口 裕志 (著), 浦川 晃 (著), 中道 賢 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 翔泳社、出典:出版社HP

3.徹底攻略Cisco CCNA問題集

CCNAの黒本と言われている、CCNA試験対策用の定番の問題集です。CCNAの試験範囲が網羅されながらも、詳細で丁寧な解説が初心者でも理解しやすい構成になっています。本書で問題演習を繰り返すことで、合格のための得点力を身に付けることができます。

株式会社 ソキウス・ジャパン (著), 株式会社ソキウス・ジャパン (編集)
出版社 ‏ : ‎ インプレス、出典:出版社HP

4.短期集中! CCNA Routing and Switching/CCENT教本

CCNAとCCENTに対応している、ネットワークを基礎から学びたいという方向けのCCNA試験対策本です。ブラウザ上で動くシミュレータが提供されているので、シスコ公式のシミュレータをインストールできないという方にもおすすめできます。要点がまとまっているため、復習用としてもサクサク進めることができる1冊です。

のびきよ (著)
出版社 ‏ : ‎ マイナビ出版、出典:出版社HP

5.ゼロからはじめるCCNA「超」基礎講座 (Informatics&IDEA)

本書も1と同じように、CCNAやCCENTの勉強を始める前におすすめの入門書となっています。CCNAの対策の前提となるネットワークやシスコ機器の基礎知識をしっかりと身に付けることができます。用語を正しく理解して、ネットワークの全体像を把握することができる1冊です。

Gene (著)
出版社 ‏ : ‎ SBクリエイティブ、出典:出版社HP

スタンダードな対策方法は、「2」の白本を使って試験対策を行って、「4」の黒本を使って試験の総仕上げをするというものです。

IT初心者の方の場合には、白本の勉強に入る前に「1」か「5」を利用するのがおすすめです。また、シスコ公式のシミュレータを使えない、実機操作の環境が整えられないという方は「4」の利用がおすすめです。

CCNAのおすすめ参考書のまとめ

いかがでしたでしょうか。以上が、CCNAのおすすめ参考書についてでした。

CCNAを取得することで、ネットワークに関する知見を深めることができ、客観的なスキル証明にもなります。

インフラやネットワークエンジニアを目指している方や少しでも興味があるという方は、取得に向けた勉強を始めてみてはいかがでしょうか。