ブログサイトやショッピングサイトなど、さまざまなWebサイトを構築する上で使われている「Ruby」というプログラミング言語をご存じですか。

Rubyエンジニアの平均年収は、960万円ほどと言われています。このように、需要の高いRubyエンジニアとしてのスキルを証明できるのが「Ruby技術者認定試験」です。

ここでは、そんなRuby技術者認定試験に独学で合格するためにおすすめの参考書7選について詳しくご紹介していきます。

Ruby技術者認定試験とは

Ruby技術者認定試験とは、文法知識や標準ライブラリの知識などRubyの基本的な知識・スキルが問われる資格試験です。Rubyを扱うエンジニアやコンサルタント、そしてRubyを教える講師の方を対象とした試験となっています。

こちらの資格を取得することによって、Rubyの開発能力を持つことが証明でき、即戦力として評価されることになるでしょう。

そもそもRubyとは、1995年に日本で開発されたオブジェクト指向スクリプト言語のことです。Rubyは、ショッピングサイトやSNSサイトなど、フレームワークを使ってWebサイトを構築することができるという特徴があります。

Ruby技術者認定試験の試験概要は以下の表の通りです。

Silver Gold
試験時間 90分
問題数 50問
受験料 16,500円(税込)
合格基準 75%以上
受験資格 なし Silver試験の合格

Ruby技術者認定試験は、レベルによって「Silver」と「Gold」の2種類の試験に分かれています。試験時間は90分、問題数は50問です。出題方式はCBT方式、受験料は16,200円です。

合格ラインはSilver・Goldともに75%以上となっています。受験資格はありませんが、Goldを受験するにはSilver試験の合格が必要となります。

合格率はSilverは70%、Goldは50%前後です。難易度としては、Silverは比較的易しく、Goldはやや難しい資格試験であることが分かります。ITスキル標準では、Silverはレベル1のPHP初級、Goldはレベル2の基本情報技術者試験と同じ位置づけにあります。

Ruby技術者認定試験の対策ポイント

Ruby技術者認定試験に合格する上で必要な勉強時間は、Silverは1~2か月、Goldは3~6か月ほどと言われています。

Ruby技術者認定試験の対策ポイントを簡潔に説明していきます。

まずは、公式テキストを読み込みましょう。参考書を繰り返し学習することで、Rubyの全体像だけでなく基本知識をしっかりと身に付けましょう。基本が身に付いたら、問題集を解いてみましょう。演習をしながらも、自分の苦手や抜けている知識を復習していきましょう。

参考書や問題集を繰り返した後には、実際にRubyを触ってみましょう。プログラミングは、自分の手を動かすことによって理解がより一層深まります。インプットした知識は問題演習でもアウトプットすることができますが、プログラミングは実際に何かを作ってみることが非常に大切です。

Ruby技術者認定試験のおすすめ参考書

それでは、Ruby技術者認定試験の合格を目指す上でおすすめの参考書7選をご紹介していきます。

1.RUBY技術者認定試験 公式ガイド

Ruby技術者認定試験の出題範囲が網羅されている、教科書と問題集が一体となった公式ガイドブックです。模擬問題が100問収録されており、解説も丁寧にされているため、しっかりとインプットとアウトプットをすることができます。さらに試験問題の傾向も分かるため、試験対策として非常に有用な1冊です。

伊藤忠テクノソリューションズ (著), Rubyアソシエーション (監修, 監修), ITpro (編集)
出版社 ‏ : ‎ 日経BP、出典:出版社HP

2.Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書

Ruby技術者認定試験のSilverとGoldに対応した公式テキストです。Rubyを使いこなす上で必要となるRubyの文法やオブジェクト指向などの基礎知識をしっかりと身に付けることができます。巻末には練習問題や模擬試験も収録されているため、試験対策に必須の1冊です。

増井 雄一郎 (著), 小川 伸一郎 (著), 株式会社 日立ソリューションズ 牧 俊男 (著), 一般財団法人Rubyアソシエーション 前田 修吾 (監修), CTCテクノロジー株式会社 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 技術評論社、出典:出版社HP

3.メタプログラミングRuby

Rubyのメタプログラミングについて解説された、Rubyエンジニア必携の1冊です。Rubyの基礎だけでなくコアな部分の動作原理まで理解を深めることができるため、確実にRubyスキルをアップさせることができます。2部構成になっており、前半ではメタプログラミングの基本的な考え方とテクニック、公判ではケーススタディを用いた実例が紹介されているため、実務に役立つ知識が身に付きます。

Paolo Perrotta (著), 角 征典 (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ オライリージャパン、出典:出版社HP

4.Rubyのしくみ -Ruby Under a Microscope-

豊富な図版でRubyの仕組みを理解しやすい、初心者の方にもおすすめできる1冊となっています。Rubyがコードをどのように解釈してどのように実行するのかがよく分かります。本書で学習をすることによって、Rubyだけでなくプログラミングの原理の理解も深まるため、Rubyをメインで使っているわけではないけど興味はあるといったエンジニアの方にもおすすめできる1冊です。

Pat Shaughnessy (著), 島田 浩二 (翻訳), 角谷 信太郎 (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ オーム社、出典:出版社HP

5.たのしいRuby

Rubyの基本から応用まで、初心者の方でも楽しく学べるように工夫さえたRubyの定番の入門書です。今までプログラミングをしたことがないという方でも理解できるような丁寧な解説がされています。サンプルプログラムが掲載されているため、知識だけでなくRubyの使いこなし方の一端を掴むことができます。

高橋 征義 (著), 後藤 裕蔵 (著)
出版社 ‏ : ‎ SBクリエイティブ、出典:出版社HP

6.プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで Software Design plus

開発の現場で役立つRubyの知識を学ぶことのできるRuby本です。サンプルコードを使ってRubyの文法を学んで、例題を解くことでプログラミングの流れを体験することができます。初心者の目線に立った解説がされているため、非常に分かりやすい内容となっています。

7.3ステップでしっかり学ぶ Ruby入門

「予習→実践→復習」の3つのステップでRubyをしっかりと学ぶことのできる入門書です。Rubyの基本から丁寧に解説されているため、Ruby未経験者だけでなくプログラミングを触ったことのないという方にもおすすめできる1冊です。3ステップの学習サイクルで効率よくRubyのスキルを向上させていくことができます。

WINGSプロジェクト 竹馬 力 (著), 山田 祥寛 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 技術評論社、出典:出版社HP

「1・2」を使って、Ruby技術者認定試験に必要な試験範囲の知識を身に付けていきましょう。「3・4・5・6・7」は補助教材として使うのがおすすめです。また「3・4」に関しては、Ruby技術者認定試験を運営しているRubyアソシエーションが推薦している書籍となっています。

Ruby技術者認定試験のおすすめ参考書のまとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、Ruby技術者認定試験のおすすめ参考書7選について詳しく解説してきました。

Ruby技術者認定試験を取得することで得られるメリットはかなり多いです。

Rubyを扱うエンジニアやRubyに興味のある方はRuby技術者認定試験の受験を検討されてみてはいかがでしょうか。