「海事代理士の資格を取得するとどのくらいの年収をもらえるのだろうか?兼業しないとある程度の年収はもらえないのだろうか?」

こうした疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

船舶関連の手続きや書類作成代行などを行う海事法令に関する専門家である海事代理士。この資格を取得し、海事代理士として仕事を行うと、どのくらいの年収をもらうことができるのか知りたい人もいると思います。

本記事では、海事代理士の年収について詳しく解説していきます。

海事代理士試験は、国土交通省によって年に1回実施されている、国家資格の試験です。「海の法律家」である海事代理士になるためにはこの試験の合格が必須であり、法律関係の問題や船舶に関する海事法令分野について問われる内容となっています。筆記形式の一次試験と口述形式の二次試験の2つに分かれている試験形式となっています。受験資格は特になく、年齢や学歴に関係なく誰でも受験できますが、未成年者など、合格しても海事代理士となることができない人もいます。

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出典:出版社HP

海事代理士の年収は?

ここでは、海事代理士業務のみを行った場合の年収と他の仕事と兼業した場合の年収についてそれぞれ見ていきましょう。

まず、海事代理士業務のみを行った場合の年収ですが、こちらはあまりデータがなく正確な数字はわかりません。というのも、海事代理士の仕事のみで生計を立てていくのは難しく、そのような人自体が少ないのです。年収100万円程度というデータもあり、生活していくのに十分な金額はもらえないというのが現状だと予想できます。もちろん、中には専門的な知識を持っていて、海事代理士の業務のみでかなりの収入をもらっている人もいますが、それはほんの一握りです。

次に、他の仕事と兼業した場合の年収ですが、こちらは大体500万円程度が平均です。ほとんどの人は、海事代理士を会社員や行政書士などと兼業しており、このくらいの年収が期待できます。もちろん平均なので、前後する可能性は大きくありますが、日本の平均年収が440万程度であると考えると、多くもらえる方だとわかるでしょう。

開業した場合の年収は?

では、開業した場合の海事代理士の年収を見ていきましょう。

開業すると少なくとも500万円、上手くいった場合は1000万円も到達すると言われています。これは、造船業界でどの程度人脈があり、専門的知識を持っているかによって変動してきます。仕事を請け負える見込みがあると判断して開業した場合、開業当初から年収500万円ほどが期待できると言われています。ただ、どのような内容の仕事なのか、どういった形で仕事を進めるのかによって、実際にもらえる金額も変わってきます。そして、海事代理士として事務所を立ち上げ、開業するためには、やはり他の資格も取得しておくことがベストなので、開業したい人はWライセンスを目指して勉強すると良いでしょう。

海事代理士の年収のまとめ

いかがでしたか。今回は、海事代理士の年収について紹介しました。

この資格を取得することでもらえる年収が、どの程度か理解できましたでしょうか。興味を持った人は、是非この機会に、取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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