消費税法能力検定おすすめテキスト4選と過去問の活用方法について – 合格のための勉強

消費税法能力検定は、経理や会計に関わる実務だけでなく、就職や転職にも役立つといわれている資格です。様々な場面で活かすことのできるため、興味のある方も多いかと思います。

この記事では、そんな所得税法能力検定に合格するために必要なおすすめのテキストと過去問について紹介していきます。

消費税法能力検定について

消費税法能力検定とは、全国経理教育協会(全経)により実施されている検定試験です。主に経理や財務の知識・技術をはかる資格の1つで、消費税に関する計算スキルが問われます。

消費税の基本と言っても、会計処理時の消費税の取り扱いや書類作成などの税務処理に関する知識などが挙げられます。この資格を取得することで、税務に関する多くの知識とスキルを取得することができます。

また、消費税法は「税理士試験」の出題範囲に含まれているため、そちらの試験を受験予定の方にとっては基礎力チェックとして活用できる検定試験でもあります。

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出典:出版社HP

消費税法能力検定のおすすめのテキスト

それでは、ここで消費税法能力検定に合格するためのおすすめのテキストや参考書を紹介していきたいと思います。

 

1. 全経消費税法能力検定試験公式テキスト3級/2級・全経消費税法能力検定試験公式テキスト1級(ネットスクール株式会社 編著)

まず1つ目は、「全経消費税法能力検定試験公式テキスト3級/2級」・「全経消費税法能力検定試験公式テキスト1級」です。こちらは、消費税法能力検定試験の3級及び2級の試験対策のために作成した公式のテキストとなっています。

 

ポイントとしては、全経が公表する出題区分表に基づき、税金の目的、税金の分類、憲法との関係といった税金の基礎的知識から、消費税における基本的な計算事項に関する学習内容を収載している点、各章では3級及び2級の内容を区分せずに作成するとともに、各級の試験対策を行うための利便性を図るため、各節などでは各級の出題区分を表示している点などがあります。

また、内容・用語についての補足説明やイラストによる図解・まとめなども多く設けて、理解や整理を簡単に行えるよう工夫が施されています。初学者にもそうでない方にもおすすめの1冊です。

 

 

2. 演習消費税法(公益社団法人 全国経理教育協会 編集)

2つ目は、公益社団法人 全国経理教育協会が編集している「消費税法」です。この本は、読む勉強と同時に、問題を解くことによって実力アップができるように各所に演習問題が配置されており、難しい税法を初心者でもわかるように平易に解説した、実践教育用の絶好のテキストです。

また、巻末に総合演習問題も掲載されているので、消費税法能力検定の試験対策としても万全の備えができる教材となっています。こちらは、2・3級用のテキストです。

 

 

3. 消費税入門の入門(税務研究会出版局)

『消費税入門の入門』は、日本の消費税に関する基本的な知識を初心者向けに解説した本です。特に、初めて消費税について学ぶ方や、実務家の方を対象にしており、消費税の仕組みや会計処理、申告手続きなどを詳細に説明しています。

この本の特徴として、令和5年10月から導入されたインボイス制度(適格請求書等保存方式)に関する最新の情報が含まれている点が挙げられます。また、巻末には参考資料として各種届出書の記載例が収録されているため、実際の手続きに役立つ内容となっています。

全体は15章で構成されており、消費税の課税対象取引、非課税取引、仕入税額控除、簡易課税制度、申告と納付の手続き、会計処理など、広範囲にわたる消費税に関するトピックを網羅しています。

 

 

4. 図解 消費税のしくみと実務がわかる本(日本実業出版社)

『図解 消費税のしくみと実務がわかる本』は、消費税の基本的な仕組みから実務処理までをわかりやすく解説した一冊です。特に、消費税についての知識が浅い方や、経理担当者に向けて、実際の業務で役立つ情報を豊富に含んでいます。

本書は、消費税がどのような税金であるか、どの取引が課税対象になるか、また軽減税率やインボイス制度などの最新の制度についても詳細に解説しています。さらに、申告や納税の手続き、日々の取引における実務処理のポイントなども図解を用いて説明されており、実務での適用がしやすいよう工夫されています​。

この本は、税理士として多くの企業に対して税務指導を行っている小池正明氏が執筆しており、その豊富な実務経験が反映された内容となっています。消費税に関する業務を行う際の実践的な参考書として非常に有用です。

 

 

消費税法能力検定の過去問

先ほどは参考書について解説してきましたが、最後に消費税法能力検定の過去問題について説明していこうと思います。消費税法能力検定の過去問題ですが、主に以下の方法で入手することが出来ます。

① 書店で過去問題集(書籍)を購入
② オンライン上で過去問題集(書籍)を購入
③ オンライン上で過去問題集(PDF)を購入

まず①では書店へ行き、消費税法能力検定の過去問題集を直接、購入する方法です。

②は、オンライン上で過去問題集(書籍)を注文する方法です。手順としては、全国経理教育協会の教材販売のページへアクセスいただき、過去問題集(オンライン購入)をクリックするとインターネット上で過去問題集の教材を発注・購入することが出来ます。こちらは級ごとに分かれており、全部で3つあります。また、過去問題が8回分収録されているので、合格するためには十分な分量でしょう。

③は、オンライン上で過去問題集を注文し、PDF化された過去問題をメールで受け取る方法です。こちらも、全国経理教育協会の教材販売のページへアクセスいただき、PDF過去問題の購入をクリックすると案内のページに飛びます。そこで、そのページに記載されている購入の手順に従って進めていくことで、最終的にメールで消費税法能力検定の過去問題を受け取ることが出来ます。

 

 

消費税法能力検定のおすすめのテキストのまとめ

ここでは、消費税法能力検定のおすすめのテキストについて紹介しました。

受験資格がなく誰でも挑戦することのできる試験ですので、この機会に勉強を始めてみてはいかがでしょうか。テキストを購入する際には、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

 

 

 

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出典:出版社HP

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