土地家屋調査士とは、不動産の調査・測量、登記に関する専門家です。土地家屋調査士試験に合格して、登録することで土地家屋調査士になることができます。

ここでは、土地家屋調査士の仕事内容について紹介したいと思います。

土地家屋調査士の仕事内容

土地家屋調査士の仕事内容は、主要なもので5つあります。

・不動産登記に必要な土地・家屋の調査及び測量
・登記の申請手続きの代理
・登記に関する審査請求の手続きの代理
・筆界特定の手続きの代理
・土地の筆界が不明であることが原因の民間紛争解決手続きの代理

附則事項として、この5つの事務に関する相談に応じることも業務に含まれており、民間紛争解決手続きの代理については、認定を受けた土地家屋調査士のみが、弁護士との共同受任によって行います。

筆界特定の業務では、依頼された土地の隣の土地の所有者とも話し合う必要性があります。民間紛争解決手続きの代理業務では、相手方が話し合いに応じないこともあり、そうした場合には、解決までに多くの労力や時間がかかります。

測量や調査の業務は、肉体労働的な要素があるため一定程度の体力が求められます。CADといったソフトを使用した図面の作成などがあり、独立開業をする際には、そうしたソフトの導入が必須となります。

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出典:出版社HP

土地家屋調査士には独占業務があるのか

土地家屋調査士には独占業務とされる業務があります。それは、不動産の表題登記の手続きの代理です。表題登記は、登記の表題部に、土地や建物の所在、所有者などを記載することを指します。表題部以外の部分は、司法書士が手続きの代理を担います。

土地家屋調査士として働くには

土地家屋調査士として働くには、資格試験に合格後、名簿に登録される必要があります。
ただ、測量や調査、営業業務といった実務経験が重視される仕事が多いため、資格取得前に土地家屋調査士の補助として働くケースが多くあります。若いうちに資格を取得したとしても、まずは土地家屋調査士事務所で、ベテランの土地家屋調査士のサポートを行うことが多いです。

そして、実務経験を重ねた後、独立開業を行うこととなります。独立した直後は収入が低い状況が続きやすく、顧客の開拓ができなければ業界を去ってしまう方もいるようです。

事業が軌道に乗れば、土地家屋調査士として、民間と行政から仕事の依頼を受けて、安定的な収入を得ることが可能となるでしょう。

まとめ

土地家屋調査士の仕事内容について紹介してきました。一般の方にも身近な不動産の調査、測量、登記の専門家として、責任ある仕事ができる資格です。専門的な知識とコミュニケーション能力が求められる大変な仕事ではありますが、需要が安定しており、独立開業も目指せます。取得を検討している方は、挑戦してみるのはいかがでしょうか。

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