医師国家試験はなぜ合格率が高い?

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皆さん医師国家試験の合格率はどのくらいか知っていますか?
他の国家試験である司法試験の合格率は23%程度ととても低いですが、医師国家試験の合格率はなんと90%前後であることが多いのです。

10人受験すると9人合格するということです。割合的には大変高いと思います。

 

ではどうしてここまで高い合格率なのでしょうか。
医師国家試験に合格することは決して簡単ではありません。なぜならば範囲がとてつもなく膨大だからです。
それにも関わらずこのような高い合格率を出せる理由として受験する人はきちんと対策をしていることは予想がつくでしょう。

そもそも医師国家試験は誰でも受験できるというわけではありません。大学の医学部医学科に入学し、6年間で医療についてのカリキュラムを履修し、卒業することで初めて受験資格を得ることができるのです。普通の大学は4年制が多く、6年かけて教養や専門知識を学べるということは合格率が高い一つの要因だと思います。

さらに医学部に入ることはとても難しく、勉強方法がそれなりにわかっていてきちんと勉強をしていた人たちが入学してきます。同じ容量でしっかりと医師国家試験の勉強もしているため合格率が高くなるのです。

大学において定期試験や卒業試験などが実施され、しっかりと合格点を取らないと学年を上がることや、卒業することができません。テストごとにきちんと学習しているため国家試験の勉強をしようとする際、知識を忘れていることは多いかもしれませんが初めて学ぶような内容はないのです。比較的知識を吸収しやすいのではないでしょうか。

 

また、9割が合格するという試験ということはみんなと同じことをやればいいのです。友達と勉強したり、国家対策用の電子アプリもあることから勉強がしやすいということも合格率の高い要因だと思います。

医師国家試験にもし落ちたら?

医師国家試験の合格率は非常に高いですが、100%ではありません。もちろん落ちてしまう人もいます。しかしほとんどの人は来年も受験すると思います。

なぜならば、医学部を卒業したというだけでは何の意味もないからです。もちろん国家試験に落ちてしまい、就職先を探すという方も中にはいます。ただ、せっかく苦労して入学したにも関わらず、医師免許を取得しないのであれば少し勿体無いと思います。

医師国家試験に落ちてしまうことはあるかもしれません。
しかしそこで諦めず、強い心を持ちもう一度勉強をしっかりして来年の試験に備えることが大切です。

まとめ

今回は医師国家試験において高い合格率を維持している理由について紹介しました。試験に受ける基本はしっかり勉強するということです。合格率90%というような数字が出せるのは、ほとんどの受験生がしっかりと勉強をしているということでしょう。

ある一定の合格ラインを越えることができれば合格できる試験です。出題範囲は膨大で心が折れそうになる時もあると思います。しかしこなすことができれば必ず合格できます。

医師国家試験に合格をし、立派なれるよう応援しています。

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